天才ゲスセラピストの山口ユースケさんとカリスマスピ美容師の中庭博明さんのスピ対談の書き起こしまとめてみました。
わたしが入っているクーネルアソブというコミュニティをつくった、セラピストの山口ユースケさんと美容師の中庭さんの2018年の対談をまとめてました^^セラピストや癒しに興味ある方には、たくさんのヒント満載な内容なのでどうぞ♡
(中庭さんの施術後にFBのライブ対談開始。セラピストであるユースケさんがスピリチュアルに関心をもったきっかけから)
山口) 僕がスピリチュアルに関心をもった入口っていうのが、身体の施術をしていくなかで、良くなる人と良くならない人がいるっていうことに気づいて、その差はなんなのだろう?っていうことをいろいろ考えたからなんです。
施術をおこなっていくうちに、どういう心構えで受けにきているか、受けたときどういう気持ちで受けているかっていうのがすごく施術の結果に影響するっていうことがだんだん分かってきて。
身体の問題の原因になっているのが心であるっていうところが分かってきて、つぎに心に問題が起きている時っていうのは、そもそも何が原因で起きてくるんだろうということを追求していきました。
もともと人間が生まれたときに、その人本来の素質を持って生まれてきていると思うんです。
魂がどういう風な使命を持って生まれてきたか、その人がどういうキャラクターとして地球上に存在するのか、それ通りのストーリーを生きているかいないかで、心に違和感があるかないかっていうのが決まってくるのかなっていうところを感じています。
身体の問題を解決しようと思って一生懸命施術してても、良くならないっていう場合は、例えば(心の方で)物事をすごく硬直して考えてしまったり、こうしなければならない、ああしなければならないっていう思い込みが強かったりする(とくに)真面目な人なんかは、一番肩が凝りやすかったりする。
緊張したりとか、頑張り過ぎたりとか、ムリしているときにやっぱり肩・背中が凝ってくるので、その大元をただしていったらスピリチュアルに行き着いちゃったっていうのが、僕のスピリチュアルが好きになったきっかけですかね。
で、いろいろなお客さんが来るので、このような体の人はこういう考え方をする、あんな体の人は、ああいう考え方をする人っていうのが見えてきたんです。
心と体のつながりをどうやって学んでるのか
中庭)今日施術をやってもらってて、すごい面白いなと思ったのが、自分の感情と身体の痛い部分がリンクするっていうのを聞いて、なんかぼんやり俺もそういうことあるのかなって思ってて。
(山口さんは)ここ数年で何千人も施術しながらその因果関係っていうのを、具体的に研究して、立体的に検証していますよね。
もともと海外のペインチャートっていうのがあったけど、それが日本人にはどうやら当てはまらないっていうところで、それも検証していって導き出しているというところが、すごい面白いなと思ってます。
その因果関係みたいのをいくつか聞いてみたいです。
山口)そうですね、大元はいろいろな本があるんですけど、たとえば「自分を愛して」っていう本が海外の翻訳書であります。
そういうのをみて、心と身体の因果関係があるんだなって知って、実際どうなんだろう?っていうのをお客さんを実験台にして(笑)いろいろやってみました。
でも、どうも本の内容とお客さんの状態が合わない時もあって、その通りになる場合もあるけど、ならない項目もあって、なにが違うんだろうって思ったんですよね。
例えば、メンタリティがアメリカ人と日本人ではそもそも文化も違うんです。
まじめに仕事をしたときに肩が凝るという概念が、アメリカ人にはなかったりして、海外の方なんかは肩が凝らないってよく言われています。
そもそも(海外の人と日本人とでは)真面目さの意味合いが全然違ったり、肉体的にも海外の人たちは女性も男性も筋トレをよくしているので、骨格を支える筋肉がしっかりしているから、肩が凝りにくい。
日本は筋トレする人がそんなに多いわけではないので、ちょっと違っていて、メンタリティでも海外の人は日本人よりはあまり真面目にやり過ぎないっていうのがベースだったり。
要は週末は家族と過ごすとか、日本だとほとんど休まないで仕事をしてしまったりとか、家族との時間をあまりとらないということが美徳だったりとかいう部分もあったりします。
それによって凝り方も全然変わってくるのかなっていうのが、閃いて、じゃあこれ独自にやりながら研究していったら、何が起きるのかな、どう違うのかなっていうことを研究していきました。
知識だけにとどまらず、それを実証していくのがすばらしき。
本来のその人の素質と生き方との差が身体に現れる
統計と直感ベースにはなるので、学術的に証明されている訳ではないのだけど、一例として生まれつきの素質で割と自由な人、心が自由な方、悪く言えば無責任な方は、肩の上部、とくに僧帽筋が柔らかい傾向があります。
中庭さんは柔らかかったです笑 だからね多分自由だし・・・悪く言えば無責任になってしまうところがあるけれど、これ良いところと悪いところっていうのは、基本的に表裏一体なので、自由だからよい、無責任だから悪いってことはないんですよね。
その特性をどうやって生かすかっていうことだけが一番大事。後の部分はその特性をどうやって生かすかっていう知恵があればどうにでもなることなので、特性によい悪いは直接的な意味はない。
なので、先天的に自由な人が例えば後天的な教育によって、真面目に生きていかなきゃいけないっていう教育を受けて、真面目に生きちゃうとものすごい苦しいことになるんです。
そもそもさっき話したように、魂的な生き方で地上で降りてきたときに、自由に生きたい!って生まれてきたとします。
でも後から教育を受けて、ガチガチの真面目ですごい安パイな人生を歩むことがいいことだよみたいな感じで教えられて、真に受けてそのまま生きてしまうとどうなるでしょう。
自由に生きたい自分がいるのに、ちゃんとしていることを周りに求められてその人生をその人生を演じていかないとなるので、(心が)苦しくなるんです。
それで肩をみると、もともとは柔らかくても後天的に固くされている場合があって、そういう人は触った瞬間はちょっと固いです。
ただちょっとほぐすと、すぐほぐれて柔らかくなるのですぐ分かります。
中庭)僕も今日施術をやってもらって、びっくりするくらいふにゃふにゃになったんですよ!やってもらっている途中、「ちょっとほぐれたんで触ってみてください」って触ったら餅みたい!!!
肩が餅みたい!!なにこれ!?みたいな。手にくっつくかと思うくらいむにょむにょ!になって、えーーーー!!!って思って。
山口)そうそうみんなね、そういう人たちっていうのは、ちょっとほぐすだけでそうなる。
それをうちではマシュマロ肩とか表現するんですが笑
中庭)伸びる、伸びる感じ!!!
山口)ただこれは、元来真面目なキャラクターをやりたいと思って生まれてきた人は、そうじゃないんです。もっと固い。芯からもっと固くて、柔らかくしても限界があるというか、そこまではいかないんです。
そういうことも、たくさん見て分かったし、施術して一番最初にふにゃふにゃなった人って、確かプロのサーファーだったと思います。
まあ見るからに自由な感じの日焼けして、サーフボード担いで、日中波が良ければすぐいってしまうようなタイプの人。
本当に自由な方だったんで、なんでこの人こんなに柔らかいんだろうなっていうところから始まって、でもたまに出てくるわけですよ、無責任っぽい方が笑
中庭)自由な方ね!笑
山口)そうそう、自由な方!笑
僕カウンセリングもしているんで、カウンセリングしていると、肩もやっぱり自由になってくるからリリースされている。緊張していないっていう状態なんですね。
そんな風に、その人の性格とか特徴とか、キャラクターを見ていくと、どこが固くて、どこが柔らかいか、この人はこういうパターンを持っているなっていうのが、身体を触ると分かったりします。
なんなら触らなくても凝ってたりすると肩が上がってたりするので、まあ見て分かったりもするわけですよね。
っていうように、人相とかもそうなんですけど、考えていることが筋肉に出てくるんですよ。
たとえば面白い時だったら笑いますよね。で怒っていたらぷりぷりするし、こういうことって心が身体に出てるっていうことの何よりの証拠なんですよ。
思ったことが表情に出る。で、これは思ったことが身体に出るっていうのも同じ原理で、心で感じていることが身体に出る。
すごい真面目にやんなきゃと思ったら、身体がガチガチになってる。
これはもうそのまま、心と身体が連動している証拠なんですけど、その習慣がついてると、例えば表情筋であれば人相になります。
いつも笑っている人は、多分わらっているような笑い皴がでいたり、いつも怒っている人はだいたい眉間にしわがあります。
初めてのお客さんが来て、眉間にしわがあったら、あ、この人はけっこう怒っているんだろうなっていうことが予想がつきます。
それと同じように身体の相っていうのもあって、身体で、背中の肩甲骨のあたりが結構固いっていうのは、肩甲骨の周りが固いっていうのもわりと真面目な方がなります。
触った瞬間に、この人はいつも真面目に仕事をしているんだろうな、とか他に真面目にしなきゃいけないところに負担を感じているんじゃないのかなとかが分かってくる。
施術をしながらどこにストレスを感じますか?とか、どういう時に疲れますか?っていう話をしていくと、「実は・・・」っていうことが出てきます。
話を聞いてやっぱりそうなんだっていうことを何千人も繰り返しながらやっていったら、今のスタイルになったという感じですね。
首と心の関係の話
中庭)面白い・・・。面白い~!なんかあの・・・首はなんだっけ??
山口)えっとね、首は恐怖とか不安が強い方が首の後ろが固まりやすくなるんです。
よく「借金で首が回らない」とか言いますけど、あれは、借金っていうのは、社会的な不安なわけですよね。そうすると、本当に恐怖で首が回らなくなるんです。
なんで首が回らなくなったかというと、そもそも人類の進化の過程において、昔ってずっと日本人とか、海外の人もそうですけど狩りをして生きてきたんですよ。
ここ百年とかずっと座って仕事するようになったりとか、あまり働かなくてよくなったのは最近だと思うんです。
ずーっと、もう1年に例えると12月30日まで狩りをしていた人たちが、30日まで狩りをしてた人たちが、31日に急にパソコンいじりだしたみたいな話なんですよ。
っていうことは、人間の体っていうのは、ほとんど進化の過程にあって、要は突然マンモスとか猛獣が飛び出してきて、それから身を守らないといけないとしたら、どこが一番危ないかっていったら、首の骨が折れたらアウトなんです。
あと首が飛ばされてもアウト。っていうことはまず、恐怖がバッと訪れたときに、一番デイフェンスしなきゃいけないのは首なんですよね。
そういう理由で、首がガチっとやっぱり恐怖感があるときっていうのは、固まったりします。
まあ全身硬直するんですけどね。本当に危ない目に合う時って全く動けなくなるんで。
だからこう、ビルの上から物が落ちてくるのを避けられなかったりするという話がよくあるんですけど、上見た瞬間にモノが落ちてきたら人間って動けないんです。
それは恐怖感で全身が硬直するから、動けなくなる。でも一番動かなくなるのは、だいたい首なんですよね。
だから本当に不安とか恐怖が強い人とか、うちのお客さんでいうと不眠症だったり、うつ病になる方っていうのは首の後ろが例外なく固いんです。
なので、首の後ろを施術でほぐしてあげると、眠れなかった人が眠れるようになったりとか、うつの症状が軽くなるっていうこともあります。
脳の血流が悪くなると、脳の中で快楽物資があまりでなくなっちゃう。
快楽物質が出ると、陽気になったり楽しくなったり幸せになったりとか、オキシトシンとかね、いろいろセロトニンとかドーパミンとかいろいろある脳内物質が血流が悪いと、分泌が悪くなっちゃう。
そうすると眠れなくなったりとか、なんだか不幸な感じがしたりとかなってしまうので、医学的にも首の後ろをほぐしてあげるとすごく脳みそが活性化します。
すると幸せになったりとか楽しくなったりするので、ホットタオルを自分で当ててあげたりとか、お風呂に入って浴槽の縁に頭をつけたり、自分で揉んであげたりとかできるだけ毎日やってあげると、それだけで幸せになりますね。
心⇒身体 身体⇒心の相関関係
中庭)心と身体が連動しているっていうのも、心が不安を感じて首が痛くなるパターンと首をケガすることによって、それが心に反映されることがあるっていう風にさっき聞いてすごく面白かったので、それも聞きたいです。
山口)僕の場合でいうと、中学の時にサッカー部で部活してて、背も小さいのもあってタックルされてすっとんだんですね。
で、むち打ちになっちゃって、コルセットはめてたんですけど、むち打ちになる「前」と「後」で僕の性格がすごい変わってしまって。
どう変わったかというと、もともは陽気な感じだったんですけど、むち打ち直後なんかは、すごい楽しいことが何もなくなったりとか、暗い性格になって、不安がすごい押し寄せるようになったんです。
やっぱり人間って物質的にも肉体があって、精神があるんでこれが相互作用して肉体が悪くなると精神もだいたい悪くなる。
「健全な肉体に健全な精神が宿る」っていう言葉がありますけど、まさにその通りで、どっち側からアプローチしても影響を与えることが出来る。
ということは、悪い影響を肉体に与えれば、タイムラグはあるけれど精神的にもやっぱり落ちていくんで、どっちからかよくすると変わってくるんですよね。
まあ、同時にやれれば一番いいんですけどね。
中庭)むち打ちって完治しないの?
山口)そうですね、むち打ちになってしまうと、頚椎が損傷してしまう・・・程度はありますけど、すごい損傷する場合だったら動けなくなっちゃうんですけど。
その損傷したものをガードするために、首の後ろの筋肉っていうのは固くなるんです。それがずっと続くんですよ。これが何年続くのかは多分、人によって違うんですけど。
本当、10年20年って続くので、やっぱりその施術するときもカルテに書いてもらった時に、むち打ちって項目があるんですよ。
そこで○がある人っていうのは、どこかしら首の後ろが固かったりして、憂鬱な気分になりやすいタイプが多いです。
中庭)へ~そんなことが分かるんだ!
山口)そうなんですよ。そのために最初アンケートをとっていて、○がついていてお聞きすると、「もう10年も前なんですけどね」って説明されても、10年前でもだいたい影響があるんです。
聞いたりすると、ふさぎ込みやすかったりとかあったりして、首の後ろを実際の施術のときに触っていくと、すごいガチガチになったりして、そこをリリースしていくことによって、性格が変わったりする。
ほんとね、身体が固いか柔らかいかで人の性格ってすごい変わるんですよ。全然違う。
だって、みんなそうじゃないですか。同じ人でもすごい寝起きで元気でよし!これからやるぞ!っていう時と、寝る前の状態って同じ人でも全然状態が違う。
っていうことは、体が柔らかい同じ人、身体が固い同じ人だったら、そりゃもう柔らかい方が圧倒的に気持ちも楽だしいい人になっているはずなんですよ。
中庭)なるほど。間違いない!すごい説得力だなあ。
で、その今まだ完治しない首のむち打ちと、どういう風に付き合っていっているの?
365日、自分の体と一緒にいるのは自分だけ
山口)そうですね、実際楽しいことをしている時っていうのは、基本的にあまり固くなりません。
遊んでいる時とか、露光している時とかならないんですけど、ちょっと細かい作業、例えばPC作業だったりとか、あまりやりたくないことをやったりしたら、固くなっていくんです。
なので、毎日毎日、自分の手で揉みます。お風呂入った時とかにも温めて、首の後ろも自分で毎日ほぐしますね。
っていうのも、やっぱり身体っていうのは、生まれてから死ぬまで毎日自分の物なんですよ。
で、身体は一個しかないんで、自分でメンテナンスしない限りは、まあ、お金を払ってね時間を使ってこういう風にプロに揉んでもらうことも必要なんですけど。
でもそもそも毎月行っている人ですら、30日分の1にしかならないわけですよね。
っていうことは30日分の29日は自分で面倒見なきゃいけないって考えると、人間何年生きるか分かんないですけど、ほんとずーっと毎日自分でやらない限りはよくなっていかない。
これはねいろいろやっていくと分かることなんですけど、いくらこっちがほぐしたとしても、その人自身が柔らかくなりたいって気持ちがなければ、最終的にまた固くなって戻ってくるわけですよ。
で、その従来のサロンだったりとか、普通のスタイルであれば、それでリピートになるから良いっていう考え方もあるかもしれないんですけど、今は次の時代に行ってて、セルフでいかにやってもらえるかっていうのが大事。
これニワちゃんとかも美容師さんたち、みんなそうい考え方になっていると思うんですけど「自分でセットできないとダメだよ」っていう考えだと思うんですよ。
要は、来てもらった時にだけ、ドライヤーでバ~ってやってきれいになるんじゃなくて、家でも再現できるセットというのをニワちゃんだったりとか、他の人にも言われていて、本当にその通りだなと思って。
自分で再現できたりとか、自分で良くなっていくということをできるようにしていきたいっていうのが、施術しながら思っていることですね、最近は。
どれだけ相手の心をほぐせるかで施術の効果が決まる
中庭)お客さん自体がほぐれようと思わない限り、ほぐれないっていうのは、すごい面白いなあとおもって。
やってもらっときに技術って、筋肉をほぐしていくだけでなく、お客さんの心の方向性をリードして、こっちの方向に気持ちを向けたら、身体も自然とそっちについていくよ、みたいなそんな感じの施術だったなと思ったんだけど。
山口)そうですね、施術のスタイルとしては、従来の施術っていうのは上から圧をかけていって物理的にほぐしていくっていうのが基本だと思うんですけど、それはそれでもちろん必要なんです。
ただ、本人がすごいほぐれていない状態、たとえば気温がすごい低いところ、寒いところでマッサージを裸になって受けたときにほぐれますか?っていうことなんです。
寒いなと思ったら緊張しますよね。で、その状態から上から圧をかけてもまあ、ほぐれないっていうのと一緒です。
その人自身がほぐれたいな、柔らかくなりたいなって気持ちがすごくあって、リラックスできている状態っていう前提があって施術するのと、すごく緊張してたりとか、なんか寒かったりとかイライラしている状態で、施術してもほぐれにくい。
ご飯食べるときも一緒で、何も考えずに、たとえばテレビ見ながらバクバク食べているのと、「美味しいね」って言いながら大好きな人と食べるのでは、多分同じ食事でも違うと思うんですよ。
それと一緒で、どういう気持ちで施術を受けてもらうか、どういう状態で施術を受けてもらうかによって、すごく結果が変わるんです。
だから究極的なことをいうと、すごい好きな人に触られたら揉まなくてもほぐれるんですよ。好きな人とはぐしたらほぐれますよね。
それと同じ原理で、、、まあね、僕今すごい良いこと言っているみたいですけど、そうするとほぐれて、僕が楽になるってことなんですよ笑
っていうこともあり、マッサージっていうのは僕がやっていることは一方的にやっても面白くないし、結果を出すためにも僕が楽をするためにも、お互いのセッション(としてやるのが大事)なんです。
要はいかにほぐれてもらうか、リラックスしてもらうか、楽にしてもらうかっていう下地を作ったうえで、僕がマッサージしていくと、それが結果になっていくという。
心も身体も双方向なんですけど、施術とクライアントの双方向で、お客さんと施術する人っていうのが、お互いに心を通わせたりとか会っているだけで癒されるなっていう関係性に、できるだけ心をもみもみしたような状態でやっていけるようになると、結果がすごい出てきます。
やっぱりそれができていないと、技術的な、手技でどうほぐそうとか、どうほぐしてやろうみたいな感じになると、やっぱり・・・ほぐしたい人VSほぐれない筋肉みたいになって「矛盾(ほこたて)」みたいな対決になちゃうんですよね。
対決図式になるとまずうまくいかないんですよ。お金にはなるかもしれないですよ。
ただ結果的にはほぐれないですそれだと。・・・言いきっちゃって大丈夫かな(笑)
でもね、やっぱりセラピストの業界も、多分、だんだん身体だけみてるっていうことから、心もみれるのが当たり前っていうことに、だんだんなっていくと思うんですよ。
というか、もう徐々になってきていて、やっている人もいると思うんですよね。
だんだんそういう流れになってくるので、見てる方でセラピストみたいな肩とか、ヒーラーみたいな仕事とか、まあ美容師さんもそうですけどね
体のゆるみと望みを知って自分に許可をだすこと
山口)お金を払って受けて、ただ寝そべっているだけじゃなくて、こうしたいです、こうなりたいですっていうことがあったりして、コミュニケーションをとりながら、それを引きだしていくこともできます。
たとえば、今日の場合も、ニワちゃんの最初のカウンセリングのときに、「どうなりたいですか?」って僕が聞いたらなんて言ってましたっけ??
中庭)えっと、人って五感とか第六感っていうのがあるっていうじゃないですか。あれ実は五感、六感の上に十二感まであるらしいんですよ笑
その、僕らが生きている環境、いろいろ物理の法則とか、そういうのがあると思うんですけど、宇宙の法則ってまだ3~5%しか解明されていないらしいんですね。
分かっていないことが実はほとんどで。僕らが普段感じたり知覚できなかったりとか、気にしていないけど、そこには必ず何かの法則というか理論が働いている。
何かのエネルギーにだったり、周波数だったり、何かがそこにあって、それを自分の感覚のどこを使っていくべきなのかっていうのは、今はまだ分からない。
ですけど、自分の可能性の中でその感覚を開いていくと、どんどん自分で知覚して、新しい世界を自分が歩んでいけるんじゃないかという風に考えているんですね。
で、それが十二感まであるとしたら、それを今日ユウスケ君がカウンセリングで「今日なにが目標ですか?」っていう風に聞いてくれたんで、「ああ、じゃあ、今日、ぼく十二感まで開いて帰ります」って笑
山口)ものすごいオーダーされたなと思って!十二感!?まあ、第六感、第七感までは聞いたことあるけど、八~十二って・・・ん?(笑)
・・・と思いながらも、でも「じゃあ十二感まで行ったときに、中庭さんはどういう状態になっているんですか?」っていう風にまた僕が聞くわけですよね。
そうするとその人本人が思っている十二感の状態っていうことが分かるわけですよ。
そうするとまたコミュニケーションになって、その人が思う十二感と、あの人が思う十二感って違うわけで、そこでコミュニケーションをとれれば、わからないことできないっていうことはないんです、基本的に。
だから今日は十二感のようになるとどうなるんですか?とニワさんに聴いたら、「クリオネのようになる」って言われて、あと「半透明な感じのクリオネみたいになる」っていうから、半透明のクリオネになるっていうのは、どういう事だろうと思って、クリオネっていうのは何ですか?って聞いたんですよ。
そしたら「ぷにぷにのクリオネ」って言われたんですよ。
あ!ぷにぷにになればいいんだっていうところに行き着いて、僕は今日グニャグニャになりよう施術して、肩もぐにゃぐにゃになるよう施術して、肩もグニャグニャになってお餅のようになりました。
そしたら表情もクリオネのようになって、配信できるのかなっていう状態にまでなってたんですけど、こうして配信出来てよかったです笑
中庭)まあ、説明すると、僕、家に帰ってメガネ外すと、うちの奥さんからいるかに似ているらしくて「ドルフィン」って呼ばれていて。
まあ、ドルフィンだか、クリオネなのか分からないけど(笑)半透明というか・・・なんでクリオネっていったんだろうね・・・こう柔らかい宇宙・・・あの中に宇宙が入ってそうな、そういうイメージ、クリオネとかね。
山口)ちょっと漂ってて、柔らかくて、自由で、かわいくてみたいな。
中庭)天使みたいだしね。
山口)そうそう。だいたい天使みたいになっているでしょ笑
中庭)で、それをやってもらって、本当に十二感までいったなって思ったの。
で、それが何でかっていうと、身体をほぐすときにまずユウスケ君が、固い凝りをほぐして(クライアントに)「柔らかくなってきましたね」って言うんじゃなくて、まだ固い状態だけど「すごい緩んできて柔らかくなりましたね」っていうと、言った瞬間にほぐれるって言ってたんですよ。
ってことは物理的なマッサージで筋肉が緩んでいるわけじゃなく、脳が「あ、緩んだんだ。緩んでいいんだ」っていう風に自分を許した瞬間に、そういう状態になっているっていうこと!
なんですよね?
山口)そうです!完全にそうですね。
中庭)っていうことは、十二感まで開いた!っていう風に自分が思えたのであれば、それはもうできているっていうかね・・・
山口)そうですね、自分で十二感まで開いたと思っているんだったら、開いてるんですよね。そこに疑いの余地があれば、それはまあ六感どまりというか、そこまでなんですけど。
いけてるなと思った瞬間に、いけてるんですよ。
まあ、人間何でもそうじゃないですか。自信があるとかないとか、できるとかできないとかって下積みがあるからできるようになるとかいうのも、自信をつけるためにやってることがほとんどで、人間生まれてきた瞬間にほとんどできるんですよ、僕の見方だと。
ってすごい話脱線していますけど笑 でもまあ、それをやるためにほぐしていくっていうことを利用してやっていくんですけど。
そのために手法として、さっき説明してもらったように、自らやりたいこと、なりたい方向性とかに進んでもらうために、暗示じゃないですけど、本当に進みたい方向性を掘り出していったりしながら
まあ施術もね一応、技術があってほぐれはするので、それを利用しながら、本人がどういう風になりたいか、どうなりたいかとか、本当の欲求だったりを掘り出しつつ、自分で自分にゆるむ許可を出せたときに、ゆるむんです。
自分に許可を降ろすってとっても大事!体がゆるむと許可が出やすくなるんだね、おもしろい!
やりたいことをやって、人を幸せにできる生き方って?
だからこう、いけないなとか、罪悪感があったりとか、責任感持たなきゃいけないなとか、責任があるから全うしなきゃいけないとかって、ムリしている時っていうのは固いんですよ。
だからみんな来る人は真面目な人がやっぱり最初多くて、でもだんだんゆるんでくると、すごい良い意味で、ゆるくなってきて、まあ、そのダメ人間に近づいていくんですけど笑
結局、(ダメ人間って思われちゃうような感じで自由に)自分がやりたいことやっていったら、人のためにならないことももちろんある。
でも、そこのすり合わせができるようになって、自分がやりたいことを叶えながらも、人の役に立っていくっていう、この二本柱が両立した時に、初めて自分の人生を生きられるようになる。
でも、これどっちかが欠如している状態っていうのが、ほとんどなんですよ。
自分がやりたいことやっているけど、人の役に立てずにあまりよろしくない結果になっている場合か、もしくは人の役には立っているんだけど、あんまり自分がやりたくないことをやっていたりっていう場合があって、そういう場合に身体が固くなるんですよね。
だから柔らかくしながら、本当はどういうことしたいんですか?っていう話をすると、柔らかくなってる状態って本当の自分に近いので出てくる。
一人で考えてもよく分からなかったけど、マッサージを受けながらそういう話をされたら、すごい引き出されるっていうか、自分の本当の声みたいなのが出てきて自分で言ってて驚きですみたいなことがたくさんあります。
でもこれってけっこう日常的にあるんですよね。
自分の望みやインスピレーションが湧き出るとき
山口)アイディアが出るときって、例えばトイレにいる時とか、歩いて散歩している時とか、お風呂に入っている時とかって要は閃きとかインスピレーションっていうのは、本当の自分の状態になったときに出てくるものであって、会議室で会議しようっていっても出てこないんですよね。
会社員の方だったらわかると思うんですけど。あとは「考えなさい!」とか言われて考えてもやっぱり良い案は出てこなくて、もうなんか放尿している時に出てくるみたいな(笑)
ああ~気持ちいい。あ!あれがしたかったんだよな、とか。あとお風呂入って、あ~あったかい、気持ちいいなって思いながら、あ~ちょっと来週はこれをしようとかね。
でも、良い閃きがわあああ~って降りてきて、それをやるんですけど、やっぱり今までやってきたことと、その時ひらめいたことのギャップがあって、反対にあったりすることもあると思うんですよ。
そこのすり合わせをどういう風にやっていったらいですか、とかそういう相談も受けたりします。
ゆるんでいくにあたって、だんだんダメ人間になるって僕は表現しているんですけど、良い意味でですよ。
良い意味でダメ人間になっていくプロセスで、どう社会とかみ合わせていくかみたいなことを一緒にしゃべりながら、セッションしたりっていうことをやっていく。
すると仕事が楽しくなったりとか、辞めたい仕事をとっとと辞めれたりとか、やり退職につけたりとか、昇進したければ昇進、昇給したければ昇給っていうのは頻繁に起きるんですよ。これは普通に。
その人がなりたいようになればいいじゃんっていうことしか僕は言わないんですけど、一人だとそう思えないっていうのが普通の状態なんですよね。
思えなかったから、その状態なわけで。
っていうことをやっていますね。
中庭)素晴らしいなあ。素晴らしい仕事だなあ。
後半に続く
なるほど。体がゆるむことで、本当の自分が顔を出す。本当の自分でいながら、この社会で楽しく生きていく意識の持ち方や、考え方をあたらしくインストールしていくのも大事だよね。
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