奇跡を起こす人の視点!「構造・形」でみる抽象度の世界とは④

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奇跡を起こす人の視点!「構造・形」でみる抽象度の世界とは③の続きです。

目次

情報空間上の動きについて

今度はですね。今まで、ここまで「情報空間におけるカタチ」っていうものを話してきたんですけど。

今度は「情報空間上の運動」動きですね。運動について話をしていきたいと思っております。

「運動について」動き的な「運動」のことですね。

①直線と蛇行

まず一つ目。「直線」と「蛇行」っていう考え方があります。

現状から理想のゴールに直線の最短距離で計画をしてしまうと、基本的にこういうゴールっていうのは失敗しますっていうことを、授業の中でいろいろ話していたと思います。

なぜかというと、この「直線」で何かを考えるときっていうのは「サブゴール」を置かなきゃいけなくなるんで。

このサブゴールを絶対に達成しないと、この直線では絶対こっちまでは行けないよねっていう考え方があるんです。

失敗しやすいシステムですよ。

これが「直線」っていうのは、考え方としては「近道」であり「効率」の道なんですね。

逆に「蛇行」っていうのは「遠回り」であり「非効率」の道なんですよ。

蛇行の代表的なものっていうのは、実は「陰陽道」の考え方で言うと「方違え(かたたがえ)」っていう考え方があります。

方違えですね。何かって言うと、平安時代に外出するときにお殿様が、ある女性に会いに行くときにあっちの方角に直接行きたいんだけど、方角が良くないから一旦「別の方角」に向かって一泊して、行きたい方角に向かいましょうっていうような工夫をしたんです。

言い方を変えると遠回りなわけですよ。

本当にこの女性に会いに行きたいときに「直線ゾーン」で行きたいんだけど、これが「悪方位」、吉方位の逆を「悪方位」って言い方をするんですけど。

悪方位だから右側に向かってここで一泊して、中継地点で一泊して翌日にこの女性に会いに行こうっていう考え、これを「方違え」って言い方をします。

この方違えをすると、要は何が起きるかというと「寄り道」してますよね。

直線的ってのは、さっき言ったみたいに「効率的」な道なんですけど。

「寄り道」をすることで、一泊することで、早く会いたい恋人がいるけどわざと遠回りすることで豊かになるっていう考え方があるんですよ。

今日行くと喧嘩になるかもしれないけど、あえて一泊して一日たどり着くのを遅くすると「期待感が増して」「なかなか会えないから」「燃えてラブラブになる」かもしれないわけじゃないですか。

この「寄り道」のことを、「伝聞」っていう言い方をすることもあります。

Aさんが言ってたことを、Bさんが言って、Cさんが言う。

そうすると何か「ずれて伝わったり」とか「伝言ゲーム」になるんで、減ったりすることもあるんだけど。

減ったら誰かが、それを「埋めよう」とするんで、それが結果「豊かになる」こともたくさんあります。

「非効率」のほうが「エントロピーは増える」でも「抽象度」は上がる。

寄り道ばっかりしまくって抽象度が上がらないのは、「SQに閉じこもっていて」、その中で寄り道ばっかりしてるだけの話なんですよ。

最終的にはエントロピーを下げることが目的になるんだったら、一時的にエントロピーを上げてもOKです。

例えばですけど運動するんだったら、別にご飯食べてもいいわけですよ。

でも運動しないんだったら、太るだけでしょっていう話ですね。

風水でも「折れ曲がっていくと豊かになる」っていう風に言われたりしてます。

直線的に行きすぎるとエネルギーが強すぎて、折れたり元に戻ったりしてしまうから。

その例としても、例えばですけど、褒め言葉っていうのも、実はその人に直接、褒め言葉みたいなことを言い過ぎてしまうと、相手が受け取れないかもしれない。

でもBさんを介して「褒め言葉を言いたいCさん」にそれが伝わると、心から嬉しいし受け取れる可能性が結構あるんですよね。

だからゴールも曲がった方が受け取りやすいんですよ。

私たちは直線的に行こうとするから、受け取れないってことが多々ある。

「蛇行する」「曲がる」こういうことで、いろんな情報が増えていく、経験が増えていく、人間としての「豊かさ」「彩り」が増していくので、結果、形としてすごくいい運動になるっていう考え方が「直線と蛇行」

とにかくゴール設定はたくさんして欲しいんですけど、この現状の輪の外に「わあ、すげえ人がいたぞ!」っていう自分のゾーンが外に出たときにゴール設定してください。

その結果さらにランダムウォークで外の世界に出て、いろいろうろうろしまくると、何かが起きる。

道がたくさんの情報とか経験を、私たちに与えてくれることがあるので。

より豊かになりますよねっていう話ですね。たくさん「エイリアン」に会いましょうと。

②すれちがい

さあ次です。情報空間上にある形として二つ目。

これが何かというと「すれ違い」っていう形。

多くの人は、例えばですけどお金の貸し借りっていうところで見ると、お金を貸した人からお金を返してもらうっていうケース。

これって入り口と出口が一緒ってみんな思い込んでるんですけど、実は「入り口と出口が違う」ことがたくさんあるのが情報空間なんですよ。

お金を貸したから、他のところからそれが返ってくるとか、やってくるとか。

もっと言うと、お金を貸した人から絶対返してもらわないと嫌だって思いすぎるんじゃなく、だったら別にもっと稼げばいいよねっていう考え方をしたっていいんですよ。

返ってこない出口でずっと待ってて動かない人がすごく多いんですね。

そうじゃなく例えばですけど、追っかけてる芸能人が楽屋のそこの入り口から入ってきたんだから、またそこから出てくると思って、ずっと待ち続けてるファンがたくさんいるんですよ。

残念ながらそこを通らずに、また違うところから出ていってしまうことが多々あるんで。

私たちも目の前の人からお礼をもらわないでほしいんですよ。

その場でお礼を言われたりとかその場で返されてしまうっていうのは、最短距離になってしまう可能性がある。

最短距離でお礼が返ってこなければならないと思ったら負けです。

うちらは、回り回って遠回りしたものを受け取りたい。それがより大きな豊かさにするための秘訣だ。

目の前の人のことを喜ばせてやろうって思いすぎると、そこから返ってこないと不安になっちゃうんですよ。

皆さんがどこかで講座とかをやっていたとしたら、多くの講座をする先生側、講師の人っていうのは、目の前の人の反応をみんな気にしすぎなんです。

それはなぜかというと、その人たちを喜ばせようとするのはいいんだけど、他のところから本当は返ってくるんだなって思って、その講座をやってほしいんですよ。

その人たちに届けるんじゃなく。

もっとその先にいる誰かに届けるんだというつもりでやっていけば、別にその人たちの反応なんてどうでもいいじゃないですか。

その場で逆に、大きな反応があったら、逆に最短距離で受け取ってしまったら残念だと思ってほしいんです。

何ならそこにいない誰かを喜ばせようと思ってやれば、ポテンシャルを発揮できるわけですよ皆さんも。

目の前の人にどうしても合わせて、ビジネスをやろうとする講座をやろうとすると、縮小してしまうことが多々あるんで。

未来の大きなクライアント、未来のお客さんに向けてやろう、みたいなやり方をするとフィードバックは、別のところから来ます。

目の前の人を喜ばせてお礼を言われなくたって極端な話をすると別にいいんです。

いいでしょうか。これが「すれ違い」っていう形ですね。

別の方角からやってくるっていう形があるという話です。

そもそも、皆さんは未来の人に対して何かをやるんだから、今目の前の人から何か返ってくるのはおかしいんですよ。

出口と出口が同じ人だけに失敗っていう概念があります。

出口と入り口が違うんだったら、もっと豊かに結局なるんだから。

そこに「失敗」なんて概念はないんですよ。空海さんもこんなこと言ってるんですよ。

「私は、教えることなんかできません。なぜならあなたはどうせ受け取ることができないから」って。

どうしても私たちは神の言葉を欲しがって「教えて教えて」ってなる。神からしたら全部教えているし、チャンスもとっくにあげているんだけど、、、と実際は私たちがただ受け取れず、すれ違ってるだけ。

抽象度が高い人が抽象度の低い人に話そうとすればするほど、それはもうできないんですよ。

なぜなら人間のこの階層なんて、二階層も違えば同じ言葉を話していても全く別の意味で話しているから。

それじゃ意味不明になるし、弾かれて受け取れるわけがないんです。

下から上に上がるときは、抽象度が上がっていくから「あ、分かる」ってなるんだけど。

でも上から下に下ろそうとするときっていうのは、本当に「何言ってるのか分かんない」ってなる。

そういうことが多々あるんです。

この起業塾しかり、いろんな学びの場でね、よくこういう人がいるんです。

「この講座を受けたら、私が欲しい車とか家って手に入りますか?」って。

いやいや、違うんですよ。

そもそも講座を受けたら、あなたが「欲しい」って思ってたもの自体が全部変わっちゃうんです。

むしろ今欲しいと思ってるものが全部いらないものになる。だから手に入らないんですけどっていう話なんです。

分かります?言ってること。分かるかな?

現状からゴールに向かっても、残念ながら皆さんは「ゴール」は手に入らないんですよ。

なぜなら、ゴールに向かっていく途中で皆さんは圧倒的にレベルアップをしてしまうから。その当時その瞬間に立てたゴールは、もう途中で「いらないもの」にどんどん変わっていくんです。

レベルが上がって、見える世界が変わっていったら。

向かっている途中で、どんどんどんどんゴールは変わるんですよ。

逆に、そのときに描いているゴールが叶っちゃったら、それはそれで悲惨だって思わないといけないんですよ。

うちらは、誰かに伝えるときにも「どうせ受け取れないだろうけど」って思いながらも、それでも話しておくっていう必要があるんです。

置いておくと誰かが来て持っていくかもしれない。その場だけで見たら一見、不毛に見えるかもしれないけど。

本当の外側のゴールっていうのは、自分が確認できない可能性のほうが高いです。

いつか自分が置いたゴールが、さらに外側でどこかで叶うかもしれない。

そのために、うちらは行為としては「砂漠に水をやり続ける」みたいなことをやる必要があるんです。

それが、ここまでいろいろと授業を受けてくださった皆さんの「使命」です。

ちなみに他の人のゴールをもらっちゃってもいい。自分のゴールを他人が持ってってしまうことだってある。

いずれにしろ、ゴールを「現状の外側に置く」ってそういうことです。いいでしょうか。

③上下運動

さあ今度はですね。さっき言った通り入り口と出口が同じ人にだけ、失敗という概念があるんでしたよね。

次の運動としてお話ししたいのが「上下運動」っていう運動です。

抽象度っていうものは、基本的に「上」に向かいたがる運動です。

「抽象度が高いよね」「抽象度が低いよね」っていうように「高さ」で語られます。

一方トランスっていうのは「下」に向かいたがる運動です。なので「深さ」で語られることが多いです。

「深さ」っていう言葉が出てきたら「トランスのことを言ってるのかな」って仮説を立ててみてください。

そしてこの上下運動で言うと、抽象度が上がることとトランスが深くなることが、ちょうどかみ合っている行為を瞑想と言います。

瞑想っていうのは、トランスを深めながら抽象度を上げていくっていう運動行為なんですよ。

抽象度を高めまくって、トランスが深くなるのも一緒。

抽象度だけ上げまくることが必要だって勘違いしてる人が多いんですけど、ちょっとおかしなことで。

抽象度だけを上げてトランスに入ることを忘れてしまうと、結局何も得ることができなかったりするんですよ。

抽象度が高いって、さっき言った通りただ単に情報が少ない。少なく世界を見るだけのことで、計算量が少ない、単純に検索ワードが少ないだけの感じのことなんで、そんな大したことじゃない。

抽象度は、誰でも上げられます。大切なのはそこに「リアリティを持てるかどうか」ってこと。

このリアリティっていうのは、残念ながらトランスに入らないと得られないんですよ。

トランスに入ればその抽象度の高いゴールだったりとか、その世界に対してもリアリティを持つことができるようになるんですね。

このリアリティはトランスが作ります。

トランスっていうのは、なぜかっていうと幻覚・幻聴を見せる力があるんで、そこにないものを見せて、ありもしない未来の姿を見せてくれるんですね。

その結果、抽象度をさらに上げてくれることもある。

逆に今度は抽象度がめちゃめちゃ低くて、トランスが深い人っていうのはSQの中でしか生きられないです。

繰り返すんですけど、瞑想っていうのは本当におすすめな理由っていうのが、トランスが深くなるし抽象度が高くなる。

これがまさに、瞑想のあるべき姿で瞑想がいいというふうに言われるゆえんです。

下がれば下がるほど、何かが上がってきます。
上がれば上がるほど、何かが下がってきます。

そんな相関関係とか運動も、情報空間にあることは知っておいてください。

④繰り返しと逸脱

じゃあ今度はですね、運動としてこういうものがあります。

何かというと「繰り返し」と「逸脱」です。

繰り返しと逸脱。ホメオスタシスっていうのは、基本的にこの「繰り返しの運動」です。

このホメオスタシスのゾーンから出るのなんて面倒くさいじゃないですか。

なんでそれでも出ようとするのかっていうと、現状維持のほうが安全で安心なのになぜうちらは外に憧れるのかっていうと。

私たち人間っていうのは、どうしても「抽象度が高いもの」に憧れてしまうっていう性質がある。

世界観が違うとか、シンプルなものに憧れがあるんですよ。

なので抽象度が低いってことは、エントロピーが増大してるから、計算量が多い、やることが多い。

ってことは、部屋が散らかるし、やることも多くて大変だし物がたくさんあるし、部屋が汚い散らかってる人ってのは、エントロピーが高めな人が多い。

そういう人が、当たり前ですけどきれいなシンプルな部屋を求めるのは、当然の摂理なんですよ。

繰り返しから逸脱して人は上に抜けようとします。

あとは繰り返しでどうしても飽きることが多いから、外側に出たくなるっていう本能もあります。

ずっとこの同じ計算を繰り返してると「またこれ同じ計算、嫌だな」って気づいて、ここのホメオスタシスゾーン、今までのSQゾーンっていうのが退屈になってきます。

違う値の計算値が欲しくなって、外側に出始めたら今までいたSQが真っ黒に塗りつぶされる可能性があるんですよ。

そうすると外側にあるものをもっともっと欲しくなっていく。

何に退屈になるかっていうと同じデータしかないから、「また同じ見比べか」っていう「もう飽きたな」って人はなるんです。

人は違う値との掛け合わせをしたい、違う値になりたいという思考に至りがちです。

これって実はDNAも一緒で、近親相関を繰り返すと人類っておかしくなるんで。

より遠くのDNAと掛け合わせたくなる本能を持ってるんです。

例えばねこの中で娘さんがいるパパがいたとしたら、覚えておいて欲しいのが「パパ臭い」とか「パパ嫌だ」っていうふうに言われたら。それは正解だと思ってくださいね。

これがどうしても人間っていうのは、近いDNAを掛け合わせちゃいけないっていう本能があるんで。

近いDNAを好まないように。プログラミングされてるものなんです。

だから娘にいつまでも「パパ大好き」とか「もうパパとどっちか結婚しない」みたいなことを言われ続けてずっとそのまま大人になっちゃったら。娘さんは結構危険ですからね。

将来その子っていうのは近いDNAを求めてしまう可能性があるんで、優秀な種を残せなくなる可能性があります。

本当は違う民族と掛け合わせたくなるっていう、それが逸脱行為です。

この繰り返しから外に出るっていう逸脱行為ですね。

みんなある程度飽きてるんだけど、でも、どうしたらいいか分かんないから。

ぜひここにいる皆さん、その人が普段見てるものと違うものを見せてあげてほしいんですよ。

そうすると、外に出たくなる可能性があるから。

とんでもなく遠くのものを見せる必要はないんですよ。ちょっと外にあるぐらいのものを、ぜひ見せてあげてほしいんです。

あまりにも掛け離れすぎてるものは離れすぎてると、わからないんで。

“ちょいズレ”を見せてあげてほしいんです。

さあ、いいでしょうか。

繰り返しの仕方

でもこれもこの繰り返しっていうのを、同一平面で繰り返すのか、それとも螺旋で繰り返すのか、それだけでもレベルが変わります。

同じ高さでぐるぐる動いているのか。この「ヘリックス」っていうのは、螺旋のことですね。

哲学の中でも「弁証法」っていう考え方は、この螺旋で上がっていくっていう見方ができます。

これなぜかというとテーゼがあり、アンチテーゼがありそれを包摂する「ジンテーゼ」になるっていう。(哲学で学ぶ考え)

テーゼ。
アンチテーゼ。
ジンテーゼ。

そして、その新しいジンテーゼがまた「テーゼ」になり、それに対する新しいアンチテーゼが生まれ、さらにまた新しいジンテーゼが生まれる。

そうやってぐるぐるらせんで上に上がっていく、これが世の中の「上に上がるパターン」です。

うちらは、こっちを取りたいわけですね。

上に上がるヘリックスをぜひやりたいわけです。これが同じ平面で繰り返すのか、それともヘリックスで繰り返すのか。

これはもう、場所が変わったりとか環境が変わると繰り返しても変わる可能性があるんです。

同じ動きをしてても、一段上で動かなきゃいけないってことが起こり得るんで。

普段自分がやってること、例えばデザインをやってる人は、そのデザインをやる「場所」が変われば、とんでもないクラスに行く可能性だってあるわけです。

やってることの「場所」を変えるだけで、違うことが起きるっていうこともある。それを知っておいてください。

⑤中心と周縁

次はですね、さっきの平均値の話に近いんですけど、運動として「中心と周縁」っていう考え方があります。

中心と周縁。これはですね、まさにこの考え。

この真ん中のゾーンっていうのが、平均偏差値みたいなものがあったとすると。

このゾーン、95.44%のこの中に、ほぼほぼの人が収まるって言われてるんですよ。

偏差値の中心部の人が「第一階層」なんです。中心部、一番中心にいる人たち。

この中心部っていうのは何かっていうと、この「68.26%」の人たちですね。ここの人たちっていうのが第一階層。

その第一階層の人たちは、偏差値40から偏差値60ぐらいの間にいるんで、その人たちっていうのはさらに上、偏差値68ぐらいを求める望むわけですよ。

それが第二階層で「95.44」のこの外側、68.26の外側です。これが第二階層、さらに外側のゾーンここまで来た人たちっていうのは、偏差値68を見た人っていうのは「その先があるんだ」「その上があるんだ」って、その外側が欲しくなったりします。

そして真ん中、この「平均値」「偏差値」「平均偏差値」このベルカーブの中の、平均偏差の真ん中っていうのは商売に例えるんだったら「安い平均」です。

お客さんの数だけでいうと、真ん中が圧倒的にもちろん多いです。ただ競合もたくさんいます。でも一番やりやすいから参入者が多くなるんですね。

やってることの同じ領域が多い人が、もう同じ分野にたくさん集まるのが、どうしてもこのゾーンです。

ここのゾーンっていうのは、お客さんもどうしてもSQゾーンの人たちばかりだから、同じようなものを一生懸命見比べて計算し続けるエントロピーの高さがある。

このゾーンでなぜ自分が選ばれないのかって、それは同じ看板がたくさんあるんだからしょうがないよねって話なんです。

逆にその外側のゾーンは異常に安いか、異常に高いか。本当はここが儲かります。端っこに行けばいいんですよ。

真ん中にはそこそこの正解があるんですけど、外側には大当たりがあります。この周縁っていうものを立体で観ると王冠型になっているんだなと想像してほしいんです。

王冠型っていうのは、下の図の端っこの周縁あたりのなかに飛び出ている大当たりがあるんですけど、その大当たりがピョンと飛び出るようなところが、王冠型になるんだなって思ってほしいんです。

この大当たりがある可能性っていうのは、本当に1%から10%くらいです。周りの辺縁部分は。

でもこの大当たりは、とてつもなくでかい可能性が多いです。端っこは外れも多いんですよ。

だけど真ん中は外れは少ない。でも当たりの大きさは小さいです。

端っこの大当たりは、とてつもなくでかいってことを知っておいてもらえるといいんじゃないかと思います。

真ん中にいることが、いいことだって思ってる人本当に多いんですけど、実は端っこにすごいことがあるかもしれないんですよ。

多くの人が「いい」と思ってることをやらずに、ほんの一握りの人が「それが絶対にいい」っていうことをやれば目立つ。

振り切れると情報でつながることもできる可能性がありますね。

これ実は余白の形っていうのも、さっきのこれにだいぶ近いです。

余白のカタチ

さっき見てもらったように知ってることの周りに、知ってることっていうのがパンパンになると、その周りにぼんやりと、さらに外側の「余白」知らないゾーンっていうのが出てきます。

この中に「大きな奇跡」が眠ってる可能性が高いです。(オレンジの部分)

他に抽象度が上がると、知っていることが上のゾーンから見ることができ、今までスコトーマになって見えてなかったことが、実ははっきり見えてそこに「余白」=「奇跡」が眠ってる可能性もある。

本当の外側ってのは、あまりにもかけ離れすぎると見えなくなっちゃうんで、この知ってること、オレンジの辺縁の状態までこれがSQだとすると、SQのほんの外側くらいしか、うちらって見えないんですよ。

本当の遠くなんてうちらには見えるわけがなくて。

だからこそこの辺縁をもっともっとちゃんと覗きたいからこそ、現状の外側ギリギリのことまでやることはやり尽くしてほしいっていうのが一つあります。

この「余白」っていうのは、ポテンシャルゾーンです。

トランスも基本的にその中心型と辺縁型があるんですけど、クリエイティブなのは「周縁型」です。

武術の達人とか、アートとか、学問とかでゾーンに入ってる人たちっていうのは、「周縁型」が多いんですよ。

何かこう、集中して「一点」を見るっていうよりは、もっと広く視野を持ってゾーン状態にある。

サッカー選手でも、なぜかすごい高いところから俯瞰してるかのように、この選手の動きがなんとなくわかる、見える、感じることができるっていうのは、この「周縁系のトランス状態」、ゾーン状態っていうふうに言われたりしています。

全体を広く見渡せる感じだね。ブルーロックという漫画を読んだ人なら主人公がもっている能力状態っていえばわかるかも?笑

これってどういう風にやるかというと、情報空間的にいうと「情報身体」を大きくしましょうってことなんです。

物理の身体の大きさは変えられないんで、情報身体をトランスに入れて、どんどんどんどん大きくしていく。

すると、武術の達人は、それだけで「目の高さ」が変わるわけですよね。

そうすると、周りもぼんやり全部見えるから、俯瞰して周りを全部、感知できる状態を作ることができます。

自分が、瞑想ひとつとっても、瞑想状態に入ったときにフィードバックが増えたとしたら、情報身体が大きくなったってわかるんです。

瞑想してる人って、外でしてる音が、内側から鳴ってるみたいに感じられたとしたら、それって情報身体がめっちゃでかくなってるって証拠なんですよね。

トランスに入ると何がいいことが起きるかというと──「重要性関数」っていうものが変わっていきます。

何かっていうと、人っていうのは「ラス(RAS)」といって、網様体賦活系によって、わかりやすく言うと「意識のアンテナ」が立ってます。

皆さんが今、「赤いものを部屋の中で探してください」って言われたら、赤いものに、みんな必ず意識が行くんですよ。

ぐるっと見回していただくと、赤いものが目に入るはずなんです。

それって、「赤いもの」って言われたから、赤いものに重要性関数のフラグが立ったわけですね。

これが日常の状態、みんながこういうふうな小山がたくさんあるんですよ。

皆さんが興味関心があることとか、そこにバイアスがかかってしまっていることとか、好きなこととか、逆に嫌いなこととか、そこが、やたら目につく場所っていうのはたくさんあるはずなんです。

これがさっき言った「ゾーン状態」だったりとか「トランス状態」に入っていくと、本来はもっとたくさん「山」あるんですよ。

山ほどあるんですけど。脳の処理速度が全然追いつかないんで、トランスに入らないと全てを処理するのは無理なんですよ。

これを見すぎるとトランスに入っちゃうんですけど、ひらめきにつながる周縁系のトランスに入ることができると、一個一個の重要性関数が減るんで、今まで全然見えてなかったピンクの小山が急に見え始めたりするんですよ。

今まで「ここにこんなものあったっけ?」「こんなところに、こんなお店あったっけ?」「ここにあんな人いたんだっけ?」「この人、実は私の知り合いだったんだ」みたいなところが見えてくる。

今まで全く盲点になって、スコトーマになって見えてなかった「新しい重要性関数」っていうのが他の関数が減ることで見えてくることがあるんです。

そこに新しい出会い、新しい奇跡が眠っている可能性があるんで、そこをぜひ探しに行ってみてほしいんです。

そのために瞑想っていうのは、かなり使えるスキルの一つになると思います。

ここまで大丈夫かな?うちも、まだまだペーペーの状態なので、瞑想を始めて──。

本当に瞑想の一番の恩恵は、びっくりするくらい今まで気づけなかったことに気づけるようになったことがあるんですよ。

今まで自分が絶対に触りもしなかったこと、見えてなかった、興味を持たなかったようなことが見えるようになってきたりだったり、そういうたくさんの恩恵もやっぱり受けてますんで。

⑥余白

さあ次です。人はですね、余白を埋めたくなります。余白を埋めたくなります。

さあ。これ何かというと、人間っていうのは本来は生まれて死ぬまで何もなければずっと一直線なんですよ。

ずーっと生まれて終わるんです。

ホメオスタシスっていうのは、何か新しい刺激がなかったりとかチャレンジがなかったりとか、何も変えずにずっと日常を過ごし続けると何が起きるかっていうと落ちていきます。

落ちていくんで元々の状態からのここに余白ができちゃうんです。

ここに余白ができたら人は元に戻したい埋めたくなるわけですね。

ここで上向きの運動が起こって「余白を埋めたい」ということが生まれます。

今度もう一つ上の方に余白をつくる方法がっていうのがあって、これがこのあたりに(ピンクの矢印の上に)大きなゴールを置く。

そうすると現状から上を見始めるんで「上と現状の間にこれだけ余白があるな」っていうことが見え始める。

そうなると、ここ(白の直線とピンクの矢印の間)の余白も「埋めたくなる」っていう運動が行われるようになります。

「余白があった」って気づかせてあげるようなことも、あるいは下がってる人に関しては(黄色矢印のあたり)戻るためにさらに下向きの何かを刺激として与えてあげて、上に向かうようなリバウンドを与えてあげたりとか、大きなゴールを見せてあげたりとか。

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そういうことで、ぜひ皆さんは周りの人に「余白を埋めたいんだ」っていう動きをさせてあげるといいんじゃないでしょうか。

さあ、次です。

⑦重力的な運動、電磁的な運動

情報空間上にある運動で、重力的な運動と電磁気的な運動っていうのがあります。

重力的な運動っていうのは引きつけるし「一方向」です。

電磁気的な運動っていうのは、お互いが引き合ったりとかお互い反発し合ったりとかして相互関係になる。この電磁気的な考え方です。

片一方が、片一方を引きつけるのが重力的。お互いが引き合ったり相互関係になるっていうのが電磁気的。

重力は消えることがないので。

地球って重力あるんですけど、地球からどれだけ離れて行ったとしても弱まるけど、ずっと重力っていうのは続くんですよ。宇宙の果てまで。

電磁気っていうものは消せます。

感情っていうものは実は電磁気的なものなんで、地面に流すことで消すことができるっていう観念があるんですよ。

自分がイライラする、もやもやするっていう気持ちがあるんだったら、イメージの中だけでもいいんで外に取り出して、それを地面に流しちゃう。

アースみたいな形で流しちゃうっていう、たったそれだけの動きをするだけでも、感情ってけっこう簡単に消せたりする方法もありますんで。

ちなみに情報空間の技だとエモーショナルコントローラーっていう技があります。

こういう運動から一つ例を挙げたいんですけど、世の中にこういうケースがあると思います。

何かっていうと「嫌いなのになぜか惹かれる」っていうパターン。

嫌いっていうのは感情なんですよ。反発なので電磁気的なものなんですね。

「惹かれる」っていうのは重力の問題なので、たとえばですけど敵を味方に変えるときには「重力」が必要になります。

相手の質量にあなたが巻き込まれちゃうと、自分が向こうの重力にやられてしまうんですけど。

逆に相手にとって重要な情報を持っていて、その力がめちゃめちゃ強かったら自動的に相手がこっちに引き寄せられるってことなんです。

「嫌いなのになぜか惹かれる」っていうのは、さっき言ったとおり「電磁気的な力」と「重力的な力」の2つが入っている。

ひとつに見えてるものを2つに分けるっていう「形の話」ですね。

どうしたら重力を上げることができるのかっていうと、質量を上げれば重力は上がります。

質量というのは圧倒的な情報量と圧倒的な抽象度の掛け合わせで、質量っていうのは作ることができます。

たとえばですけど、うちの周りで言うとMさんっていう人は圧倒的な情報量と圧倒的な抽象度の高さを持ってるんですよ。

だからこそ、人はその重力に惹かれるっていう観念がある。そういう「形」があるんだなっていうことを知ってほしいんですよ。

じゃあ、どうやったらうちらも重力を上げられるかっていうと、圧倒的な情報量を入れて圧倒的な抽象度高めることをすればいいんですね。

抽象度も高めるだけじゃなくて、さらに「トランス×抽象度」になるとそこに臨場感が増す。

その自分が得られるところを、人に見せたりとか語ったりとか、影響力として発揮することができるようになるので、人を圧倒的に引き寄せることができます。

このように「形」と「運動」で説明できるようになってほしいんです。皆さんにも。

なので「嫌いなのになぜ引き寄せられるの?」と聞かれたら、それは2つの力が作用してるからなんだっていうふうに説明できるようになってほしいんです。

っていうふうに「形」で見ると、どんな質問が来てもパッと答えられるっていう状況を作ることができたりします。

⑧ポートフォリオ

次です。「ポートフォリ」っていう「形」「運動」もあります。

ポートフォリオっていうのは、簡単に言うと「組み合わせ」ですね。

ポートフォリオ=組み合わせ
ある結果が出るための、組み合わせのこと。

株、債券、円、ドル、金、実物、不動産、金融、投資用語としてのポートフォリオ。
現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容を指す。

どちらかというと、株とか投資系のポートフォリオと思ってください。

アーティストの持つ作品集としてのポートフォリオというよりは、金融的なもののポートフォリオとして。

「ある結果が出るための組み合わせ」のこと。

たとえばですけど、これもですね、せっかくここでいろいろ学んでる皆さんに関して言うんだったら、ぜひ資産を「円だけで持ってる」とか「一つの通貨だけで持ってる」とか、何かだけに偏ってしまってる人がいるんだったら、できる限り持ってほしいんですよ。

何かっていうと、これからの時代ってほんと何がどう転んで、どっちに動くかっていうのがほんともう「不測の文化」の時代になってきているんで。

債券、ドル、実物、不動産、金融、この辺のことをごちゃ混ぜにいろいろやっぱ持ってほしいんですよ。

もちろん、ちゃんとそれにはアルゴリズムがあって順番があって、こういうことをやらなきゃいけないっていうのは、もちろんある程度は勉強してほしいんですけど。

金融、投資用語としてのポートフォリオとしては、これをいかに右肩上がりになるような組み合わせができるかで、物理空間上で仕事をし続けるっていうゾーンから結構抜けやすくなっていったりします。

どんな状態になっても右肩上がりになるような「組み合わせ」っていうのは存在します。

これがビジネスの分野でいうと、小さな飲食店を自分が1店舗やってるんだったら、結構これってリスキーな部分があるんですけど。

同じようにこれが3店舗あったとしたら、売り上げのコントロールをすることができるようになるんですよ。

数店舗あればいろんな安定を作ることができて、3店舗あるんだとすると人を6人雇うんですけど、2人・2人・2人と固定してしまうんじゃなく、こっちの日にはここがお客さん増えるから、こっちの1人をこっちに持ってこようとか。

はたまたこっちのお店の形態っていうのは、雨が降っちゃうと売り上げが落ちるけど、他のお店の形態はなぜか雨が降るとUberの注文がめちゃめちゃ入って、売り上げが上がるみたいな。

そういうポートフォリオの組み方にしておけば、バランスが取れてどっちに転んでも売り上げが上がるっていうゾーンを作ることができるんです。

これは1個1個みるとコントロールしにくいんです。

コントロールできるようなポートフォリオを作ることができると、ビジネスにしろ自分の資産にしろ上がっていくっていう、ゾーンを作ることができるっていう考え方をぜひ持っておいてください。

うちも本当にね、資産はめちゃくちゃバラバラです。ちなみに日本に住んでますけど、うちの資産って円の資産は5%くらいなんですよ。

他に、基本的にドルとか、ポンドとか、ユーロとか、アメリカ株、各種債券。逆に今度は中国株持ってたりとか、インド株、不動産を持っていたりとか。

暗号通貨をわずか1%くらいですけど持っていたりだったりとか。金を10%くらい持っていたりだったりとか。

実物資産としてのアンティーク系、値段が下がらずに上がるものを持っていたりとか、めちゃくちゃ分けてるんですよ。

っていうことがあると、何かの時に円がめちゃめちゃ円安でこうなったっていっても、うち円よりもドルの方が圧倒的に資産多いんで、これが逆転をするんですよね。

いろいろリスクヘッジをかけることなんかもできるので、もっと違うさらに細かい言い方をすると、株を買う証券会社すらもリスクヘッジで分散させたりしています。

全部同じところでやりすぎないっていうこと、みたいなことなんかもやったりもしてますんで。

このようにコントロールしにくいものを、コントロールできるような作り込みをすることも、この運動の見方をすることができると、その結果を取るってこともできたりします。

このポートフォリオっていうのは、やっぱり手順がある。優先順位があって、手順があって、つまりアルゴリズムで測れるケースが多い。

さっきの金融の方の話で言うと、どうやってその優先順位を決めるかというと、過去数十年のバックテストをしてそのデータから結構決めていったりすることが多いです。

例えば大きなリーマンショックなどの流れがあったときには、何が起きるんだろうみたいな全部データを取っていく。

このときには逆に反転してこっちの方が儲かる商品っていうのがあるから、ここでこれだけ金融仕込んでおこうみたいな、考え方ができるようになるわけですよね。

はたまた今度このポートフォリオで、これをゴールについていうと、ゴールが先で自分が後っていう優先順位のアルゴリズムのパターン、手順があるんですよ。

ヒントとしては、ゴールだったり、自分がやることに関して言うと、自分が普段好んでやることや興味関心でついついやることの、逆走感のあることを組み合わせでたくさんやってみてほしいんです。

言い方を変えると、多くの人が「なんであなたそんなことするの?」って、NOと言われるようなことをたくさん組み合わせでやってみるってこと。

自分の中の全部が満たされなくてもいいっていう考え方を、持っておいてほしいんです。

自分がこれをやると、エネルギーが湧くなっていうものは3つ、4つぐらい、何か持っておいてほしいんですね。何でもいいんですよ。

自分が何かすごく美味しいレストランにご飯を食べに行くのが、元気出るとか。

自分が人に会って何かこう会合を開くと、めちゃめちゃ元気が出るっていうことがあったりとか。

自分が、何かのコンテンツの制作をして、何か閉じこもって一生懸命そういうのを考えて思考して出して、組み立てている時がめちゃめちゃエネルギーが湧くとか。

そうするとそれ一個一個が、どこかのタイミングでできるような組み方ができれば、常に自分は元気を発揮できる自分っていうのを、維持することができるわけです。

でもこれが、自分の中の全部が満たされなくてもいいんですよ。

3つ、4つあるんだったら、自分が快適に過ごせる場所があれば、それが快適になる可能性もあるし。

快適な場所じゃなくても、快適なことをやれば自分が快適になることがあるかもしれないしね。

その中にやらなきゃいけないってことを義務感として混ぜすぎちゃうと、どうしても義務感が出て、疲れちゃうんで。

自分が何に興味を持って何をしていると快適なのかを知っていくことは、結構重要。

⑨偶然という形・運動

偶然っていう形、運動があります。

基本的には、10分の1。もっと言うとベースはもう100分の1です。

会社で「自分が優秀な人材を得たい」「雇いたい」状態があったとしたら、本当に自分にとって優秀だと思える人材にたどり着くためには、100人面接をしないといけないっていうデータがあるんです。

っていうことは、面接でいい人探して50人面接して、50人目がめちゃくちゃよくて次の日から「あなた採用です」ってなったとしても、その次の日からさらに「いい人がいないか」を探し始めないといけないんですよ。

そしたらあと30人面接したところで、もっといい人が来るかもしれないじゃないですか。そしたら入れ替えればいいって話なんです。

そこで満足して「終わる」っていうことなんで「自分が手に入れたものが一番いいものだ」って過信しないっていうこと。

このSQの中っていうのは偶然が小さいです。

外側には巨大な偶然とか奇跡が潜んでます。それを「ブラックスワン」っていうことなんですけど、これを「奇跡」って言ったりします。

逆に大きすぎる奇跡なんで受け取り損ねると、死んでしまうような衝撃があったりすることもあります。

起こりやすいことが起こるのがSQ。起こりにくいことが起こるのは外側です。

確率を上げるってめちゃめちゃその言葉、難しいんですけど、大当たりが重なりやすい場所ってのは必ずあるんですよ。

それがどこかっていうと現状のあなたから、最も遠いところです。言い方を変えるとランダム性の高いところにあります。

遠いところっていうのは自分にとってコンフォータブルじゃない場所とか、人とか。

ランダム性っていうのは、多様性ですね。あなたと違う人がいる場所です。

あなたと違う人がいるっていうのは、つまり敵がいっぱいいるってことですよ。都合が悪い人がたくさんいる場所。

もう、なんだったら、「お前の限界を知らしめてやる」みたいなことを言ってくる人たちが、わんさかいるようなのが外側です。

自分にとってわけのわからない価値観のある場所だったりとか、全然コントロールができない場所ですよね。

だからこそ、わざわざ遠いところに出かけていって居心地の悪いところに行ってほしいんですよ。

SQっていうのは、自分のことを心よく受け入れてくれてしまうところです。

外っていうのは、自分のことを受け入れてくれない場所がたくさんあるんですよ。そこにしかブラックスワンはないんです。

遠い所へいかないといけない。だから世界の隅から隅までいろいろ旅してほしいんです。

自分のSQの範囲内でぬくぬくした快適さだけを求めて朽ちていくんではなくて、究極をいってしまうと清水の舞台から飛び降りる、くらいの感じで行動してもらえるといいのではないかと。

自分がコントロールできない現状の外側のことを陰と陽でいえば「陰」という言い方をします。内側が「陽」です。その間を繋ぐものが「エイリアン」なんです。

安倍晴明もね、陰の力、陰のものを扱うには「式神を使わないといけない」っていうやり方をしたんですよ。つまり直接は使えないってことです。

私たちも本当の意味で、外側のゴールを手にしたい、そこを刺激したいのであれば、間を繋ぐ「エイリアン」っていうところを、たくさん渡り歩きたいんです。

ポンポンポンポン飛びたいんです。それがランダムウォーク。ぜひその辺をイメージしておいてください。

⑩相対性

さて相対性について。最後はこのゾーンのお話しに入りますね。

SQっていうのは未来が決まっている世界です。完成品だったりとか、物質的な豊かさっていうのがSQの内側の話。

一方で「決まっていない」っていうのがSQの外側。

非効率であり常にアップデートされる世界です。言い方を変えると情報的な豊かさがこちらにあります。

完成品が描けちゃう時点で、もうそれはSQの内側だってことなんですよ。

たとえば日本の製造業、ものづくり業って、どうしても「完成品を作らなきゃいけない」っていう概念が強すぎるんですけど。

海外の先進国のやり方っていうのは、「アップデート型」っていうのが、今もうメジャーになってるわけですよね。

未完成品だけど世の中に出してしまって、それをみんなで完成させていくっていう観念。

これがオープンソースっていう考え方で。まさにここなんですよね。

アップデート型っていうのは、SQの外側です。

圧倒的な豊かさっていうのが眠っている世界になっていきますんで、そういう感覚もぜひ持っておいてみてください。

豊かさっていうのも実は相対的です。相対性です。

人と人が豊かさを語ったときに絶対ズレって生じるんですよ。

お互いが分かり合えない「相対性」っていうのを、エクリチュールっていう言い方をするんですけど。

哲学ではコミュニケーションっていうのは理解し合えない、これがコミュニケーションの本質なんですよ。

分かります? 理解し合えないことがコミュニケーションの本質なんですね。

つまり言い方を変えると、聞く人によって変わるんです。

でも、どうすれ違うのかっていうのがすごく重要なんで、圧倒的に離れたすれ違いじゃなくてギリギリですれ違いたいんですよ。

完全に合致することは難しいんですけど、ギリギリですれ違いたいんです。

ギリギリで勝負をしたいっていうのが私たちのゾーンです。


⑪時間

次に運動としての時間という概念です。

情報空間には時間という概念はありません。

一瞬で情報が書き換わるし、マインドもゴールも実は一瞬で手に入ります。

ただし物理的なゴールの部分に関しては、物理空間上では時間がかかるんで。

ゴールを得るために、物理空間上ではちょっと時間かかるっていう観念がありますね。

肉体が変わっていくことも、時間的なもののフィードバックとして得られるものですよね。

皆さんがゴールを思い描いて、ゴールをもうすでに見てしまって受け取ってしまったかどうかが、結構重要になります。

皆さんが普段の生活の中でゴールに関連したものしか見えなくなってきたら、もうすでに皆さんの元にゴールが手に入ったっていうこと。

時間の概念という動きが情報空間の中に存在します。

⑫スケーリング

さあスケーリングっていう考え方ですね。

例えばですけど星の動きを見るホロスコープっていう分析、統計学。今度は風水っていう観点と面相。

これは全部すべては宇宙空間の歪みと、物理空間の歪みで見てるだけのスケールの違いなんですよ。

やってる内容としては全部一緒です。

「スケーリング」っていう考え方があります。

時間にも成功にもスケーリングっていうのがあるんです。

例えばある人が1億円稼ぎました。でも圧倒的な上から見たら失敗としか思えない可能性があるんですよ、その1億円って。

成功でも失敗でもないというふうに、見ることができるんです。スケーリングの見方ですると。

製造業の世界で言ったら、1億なんて大失敗の部類なわけですよね。そうっていうふうなゾーンの世界なんかもあったりします。

他にも例えばその、時間の部分に関して言うと、時間は早ければ早いほど安いっていう観念なんかもあります。

飛行機のチケットも、早く取れば取るほど安いですよね。

みんなが学び始めてる、まだ世に出てないような学びっていうのは早く学べば安い可能性があるし、遅いと高くなるっていう観念もあります。

お金がない人がお金のある人といろいろ戦うんだったら、早く始めることです。

細かいことは早く始めればそんなに敵がいない状態で、いろんなチャレンジができるんで。

小さなリスクで、何か勝負ができるっていう観念なんかもあったりします。

自分の能力っていうのは、時間と場所とのこの掛け合わせになるんで。

この能力は何も変わらなくても、使うタイミング・使う場所・使う環境・使う相手で圧倒的な効果を発揮する可能性があるんだってこと、このスケーリングっていう視点で考えてみてください。

いいでしょうか。これがスケーリングの視点ですね。

物事をどの場所(スケールの大きさ)から見るかで、そがの意味合い変わってしまうっていうことかな。だから相対性でもあるよね。

相対性・関係性・異動で、全部が変わります。

地理的な「かたち」でみる

世界全部を見るんだったら、地政学も形で見る部分の多い学問ですよね。

地理的にこうだからこうなるよね。これが多くの人が世界に感情を重ねすぎちゃうんですよ。

あの国の大統領がこうだからがっかりで悲しいよね、あの考え方持っているからむかつくよねとか、

国に感情論を持ち込んじゃいけないです。

本当は人間ってのは居場所によって影響を受けるものであって。

さっき言った風水なんかも、なんとなくスピ的なイメージあるかもしれないけど、東京もシンガポールも香港も風水で街作られてるんですよ。

これが一時期シンガポールが大発展したのっていうのは、シンガポールで風水的な影響力がある位置にどでかい観覧車を建てた途端に、リーマンショックが起きたんですよ。

金融中心のシンガポールも経済的にも大打撃を受けたっていうことがあって。

仕方なく観覧車を逆回転させたら、すぐに経済が回復したみたいな話なんかも。

東京も実は結界が壊れたのが、スカイツリーが原因だって結構言われたりしてるとこありますよね。

観光名所のシンガポールで言うとマリーナベイサンズっていうのは、水っていうのは金脈を表すとい言われていて屋上に57階の3つの塔を連結する形で、でっかいインフィニティプールつくっています。

皆さんもご存知だと思うんですけど。

このホテルが実は海とプールに挟まれる設計になって、金脈に恵まれる形になってるんですよ。

もっと言うとこのホテルって横から見ると、風水的に運気のいい「入る」っていう形になってたりするんですよね。

さらにそういうものっていうのは、政府も地下鉄を作る時に龍脈を切断しないようにデザインしたりとか、そういうことをね、結構工夫してやっていったりもします。

ここまで、大丈夫かな?

質問

質問者)今回の話と「物語」じゃなくて、「構造」でいった話だと思うんですけど、「物語を紡ぐ」、伝えたり、コンセプトを作ったり、検証する上でも重要だっていう話もあるなと思いました。

今回の話っていうのは、そもそも物語を書くこと自体も構造だよねっていうような、趣旨の理解でいいのでしょうか?

こいけん)えっと、それとはもっと違う一つ上の純粋な構造として見るっていう話ですね。

物語を、そのものを構造として見るっていうのは、結構むずくて。

なぜかっていうと物語って、どうしてもそれぞれの人の主観が入りやすいんですよ。

その時点で構造とか形がずれて、本質が煙に巻かれることっていうのがすごく多いんですよ。

どうしても主観でねじ曲がってしまうんで。

それを物語で語ってる人がいたとしても、上の構造からそのどの形でどういうふうに言ってるんだろうっていう見方ができるんであれば、その物語すらも構造・形で見ることは多分できるとは思います。

質問者)つまり物語を「構造があるものを物語に落とす」みたいな考えなんですかね?

こいけん)えっと。そういう使い方をしてもらってもいいんです。いいんですけど。

どちらかというと今回の話っていうのは、世界をその形で見た時に、自分が誰かのコンサルをするだったりとか、その構造を見抜く目っていうのを持ってると、世の中の人たちが本当は捏造して、こっちに伝えてることの裏側の本質を看破することができるよねっていう「ものの見方」の話なんですよ。

構造により、影響される思考や行動があるのであれば、動かされている世界や社会があるなら、まずはどんな構造があるかを知ること。その構造にはどんなものがあるのかを、たくさん教えてくれているのが今回の講座の趣旨かと。むずかしいけど。

それはそれで置いておいて。

自分が物語を作る時には、その構造がきちんと伝わるよう、こういう設計でこういう伝え方をしましょうということも、ここを下ろして物語を作ることなんかももちろん十分できると思います。

(構造に沿った物語を意図的につくることも可能ってこと)

それを入れずに主観だけで物語を作ると、びっくりするぐらい偏った自分の思い込みだけのストーリーができあがってしまうんですよ。それがあまりにも強すぎるがゆえに、変に相手の感情を揺さぶってしまう。

フラットに物の見方ができないものが出来上がってしまう可能性なんかも全然あるんで、そこは気をつけてほしいっていう話ですかね。

そういうのを全部知った上で、もう一回、繰り返すんですけど別に物語を使うことがいけないって言ってることでは全くないです。

もっと言うと口伝だったりとか、人に伝えるだったりとかそういう意味で言うと、物語っていうのはやっぱり便利な部分たくさんありますから。

一番人が大好きで小さい頃から触れていて、どこまで行っても人っていうのは物語でできていたりするんで。

そもそもの人生なんて。物語の塊みたいなものだったりしますしね。

質問者)ありがとうございます、理解できました。

本当は最後だから、しんみりした実存っぽい素敵なことでも話してもらおうかなと思ったんですけど。

……ということは一切せずに。淡々と。淡々と行こうかなっていう。

とはいえ最後にお伝えするとすると、瞑想終わった後によくいろんなのが降りてくるようになったんですよ。

降りてくるというか、どっから誰が降ろしてくれてるのかもよく分かんないですけど。

メッセージとして降りてきたことの一つが、やっぱり当たり前なんですけどうちらって、どうしてもこの資本主義社会っていう中で、皆さん仕事をしたりせかせかしたりとか、いろんな日々の雑事に覆われてる状態があると。

どうしても本当に目の前にあることを大切にするのを、忘れちゃう人がめっちゃ増えてるんですよね。本当に増えていて。

昔から「忙しい」っていう字って「心をなくす」って書くみたいな話するんですけど。

本当になんだろう、自分たちが心の底からそういうことを本当の意味で感じたいんだったら、どこまでいっても感謝を忘れないで欲しいんですよ。

どれだけ大成功しようが、どれだけとんでもないレベルに行こうが、究極この最後の「感謝」っていうのを忘れてる人って、やっぱりね人から本当の意味で、尊敬だったりとか、何かものを受け取ることができなくなってしまう可能性があるんで。

ここはね。本当に忘れないで欲しいんです。

もっと言うとその「感謝のレベル」を下げて欲しいんですよ。

何かっていうと「当たり前」になりすぎてるじゃないですか。

普通に飯が食えて普通に雨がかからない家の中に住めていて、よく考えたらものすごいことなんですよね。

こういうふうにネット上かもしれないですけど、いろんな人とつながることができて、話すことができてその人と意思疎通をとれる状況にやっぱり感謝をしたいんですよ。

目の前の人を本当に大切にするっていうのも、別にいいんですよ、気持ちゾーンでやろうが、形ゾーンでやろうがどっちでもいいんですけど。

これをちゃんと「今」に心を込めてやることができるようになると、本当の意味で幸福度って間違いなく皆さんもちゃんと上がっていくことになりますんで。

人とのつながり、日々のご飯が食えることとか、誰かと会って話ができることとか、挨拶ができることとか、そこに心を通わせることができることだったりとか。

はたまた普通に目の前にいろんなものがあることだったりとか、こんな便利な何かがあることだったりとか、一個一個の感謝を本当に忘れないでほしいんです。

本当に実存っぽいことを言いたくなかったんですけど。でも本当にここさえできたら「幸せ」から外れることもなく、人間関係もうまく築くことができると思いますんで。

いったん授業としてはここで区切りにしますけど、また質問がある方はどうぞ。

質問者)やっぱり僕もしかり、こいけんさんもしかり、能力者の方ってすごく周りに多いと思うんですけど、逆にこういった授業を能力者の方に伝えたいなってすごく思ってて。

こいけん)確かに。結構能力者の人って逆意味でバイアスめっちゃかかってますからね。

質問者)そうなんですよね。

僕たちみたいに「学びたい」っていう、それこそ「能力者のことが分からないから知りたい」とかよりも、逆に本当に僕たちの周りの能力者の方たちいっぱいいらっしゃると思うので。

本当にその方たちにこういったこととか、考え方とか学んでいただきたいっていうのは、すごくむちゃくちゃ出ててめっちゃマニアックですね。

能力者さんたちが勉強していただかないとって言い方もおかしいんですけど、僕がやっぱり作っていきたい世界って、若い子たちにやっぱり自立とかそういう考え方をどんどん増やしていきたい、女性にも自立できるようにっていう世界を作っていきたいっていう風に言ってるのに。

能力者さんたちが、逆にその自立とかそういう考え方を要は存させちゃってる人たちが、やっぱりまだまだ多くて。

やっぱりそういう特に能力者さんたち、申し訳ないんですけど、全員が全員じゃないんですけど囲い込みをしたりですとか、そういうよく分からない「そこで戦うの?」っていう戦いがやっぱりものすごく多い。

逆にその人たちもね、もっとみんな仲良く情報共有して、世界を良くしていこうっていう風な気持ちに変わるといいなって。

こいけん)本当にもっと言い方変えると最終ゴールは絶対一緒なんですけどね。みんな幸せになりたいだけなんで。

質問者)先ほど言うすごいって見ちゃダメだよっていうのは、本当その通りなので。やっぱり皆さんも「能力者だからすごいんだ」っていう風に立てない方がもちろんいいですし。

こいけん)うちとある能力者さんが言ってたことで、結構面白かったのが「私はなんか、いろんなものが視えるけど、他の普通の人たちの方がみんなちゃんと運動ができるし、普通のことを普通にできるしそっちの方がよっぽど能力者ですよ」

っていうことをその能力者さんが言ってて「なるほどね」と思って。確かにそうなんですよね。

ちょっと話ずれるんですけど、うち「すごいスプーン曲げがものすごいレベルでできる」みたいな能力者を紹介されて。

その紹介してくれた人に「すごいでしょ」みたいなことをすっごい激推しされたことがあるんですよ。

でもなんか普通に俯瞰してみて「スプーンを無駄にしないでほしい」って思ったりする部分もあるし、スプーンを曲げたりとか、例えば「1センチ浮くことができる」とかそういう能力者がいたとして。

それよりも普通に人と仲良くできて、いいおしゃべりできる方が、よっぽど能力って使えるんじゃね?っていう風にも思ったりします。

それにはやっぱり「自分の得意なところをお互いに伸ばして」っていうことが本当に大事かなと。

最近ね、誰かに送ってもらった動画ですげえいいこと言ってたんですよ。

誰だっけなその動画がもう忘れちゃった。ごめんなさい。

縄文時代のなんか、話をいろいろしてたんですけど。その動画のYouTubeの中で「人間は全員、発達障害なんだ」みたいな言い方してたんですよ。

「全員発達障害で、全員が凸凹だから。その凸と凹がくっついて、うまく折り合いを成して形を作ることができる」みたいな言い方をしてて。

「めちゃめちゃいいこと言うな」って思って。

うちらってどうしても自分ができることは普通にやるかもしれないけど、自分ができないことも一生懸命みんなやろうとするじゃないですか。

そんなことって。本当はする必要がなくって。

自分が苦手で不得意で嫌いなことは、一番重要なのって人に任せることが一番なんですよ。

それが得意で楽しくてしょうがない人とかいっぱいいるんだから。それをアウトソーシングすることでお互いの幸せの総量が増えるわけですよね。

みんなが手を取り合って、いろんな世界が作れるっていうのが、本当にすごい素敵なことだなっていう風には思っているんで、そんな世界が作れたら面白いですね。

とはいえ皆さんも自分の才能とか、得意なこととか、好きなことっていうのはどんどん伸ばしてほしいです。

苦手なことは人に任せる、ちゃんとこの目の前に念を込めて感謝をして「今」を生きる、というのが大事です。

若干、実存寄りの話になりましたが、そんなことを守ってもらえたらいいんじゃないかな。

あと最後に少し話がずれますが、たくさん自然に触れてください。

本当ね「自然に触れる」っていうだけじゃなくて「自然のすごさ」と「自然に感謝すること」も忘れないでほしいですよ。

目の前にある一つ一つのこととか。

日本人ってそういう自然に対しても、それこそ「八百万の神」っていう考え方がある通りで、一個一個が神であり一個一個に対しての感謝みたいなことが、めちゃめちゃ強かった民族だったらしいんですよね。

だからこそいろんな「言葉の力」があったりとか、いろんなこともあるらしいので。

ぜひぜひそういうところに感謝を忘れずに。

心から「ワクワク」することを忘れずに「ゾクゾク」することとか「でかいこと」とか、そういうことを思い切り「遊べる領域」で、思い切って動きまくってもらえたらいいんじゃないかなと思っております。

いいでしょうか。そんな形で一旦、この塾に関しては締めたいと思いますので。ぜひ引き続き楽しんでまいりましょう。

編集後記

ということで、3記事に分かれた非常に長い記事となりましたがこれで終了です。

今回の記事は世界を構造でみるための様々なパターンや仕組みについてお伝えしています。

世界を構造でみれるようになると、物語化によって感情や思考を操作されていた世界から抜け出し、抽象度の高い新しい視点で世界を見渡すことができるようになるのです。

その時は、同じ世界なのに、今まで見ていた世界とまったく別の世界が見えてくるかもしれません。

その視点を手にすることで、世界をシンプルにみることができ問題解決ができたり、驚くような大きな「奇跡」が起こる場所を見つけることができます。

内容構成は「構造主義とはどのような見方なのか」「物理空間と情報空間の分け方」「情報空間をカタチで観る」「情報空間を運動で観る」になっています。

時々、内容を深めている部分もあったりで迷子になったり、わたしもいまだにちょっと意味が分かってないものも多々あります笑

でも師匠の話は1回や2回、3回聞いただけでは分からないものも多いですが、自分の抽象度を上げたり、ランダムウォークすることで、後からそういうことか!!と気づくこともたくさんあります。

のちのちに、こういうことか!と気づくとあらためてすごい~!!ってなるんですよね。

なので、ここのサイトにある記事は、ぜひ何回も読みかえしながら、そういえばあんなこと書いていたな・・・と頭の隅に入れておいてもらえればうれしいです。

情報空間への理解をどんどん深めていきましょう♪

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